出場機会に恵まれていないが…柴崎「いまは次の試合に勝つことだけにフォーカス」

練習に汗を流す柴崎（左）と長友（撮影・西海健太郎）
Photo By スポニチ

　日本代表MF柴崎岳（30＝レガネス）が3日、ドーハ市内で行われた練習後に取材に応じ、決勝トーナメント1回戦への思いを語った。

　4年前のロシア大会。今回と同じ、ベスト8まであと一歩と迫りながらも逆転負けを喫した「ロストフの悲劇」の経験者でもある。柴崎は「忘れられない部分もあれば、忘れている部分もある。誰かにとってはリベンジで、それは各々の判断。ただ、個人的には挑戦の意味合いの方が強い」と語った。

　ここまでの3試合でフィールドプレーヤーとして出場機会に恵まれていない。忸怩たる思いもあるが「個人的には今は話すタイミングじゃない。W杯が終わって話す適切な場があれば話したい。いまは代表が次の試合に勝つことだけにフォーカスしている」とチームプレーに徹している。

　クロアチア戦で今大会初出場を目指すベテランMFは「ベスト8への挑戦権を得た。その歴史を作る場を勝ち取ったという思い。全選手モチベーションは高い」と切り替えていた。