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DF冨安 クロアチアは「3試合で失点1というところのほうが印象に残る」

[ 2022年12月4日 05:33 ]

練習で汗を流す冨安(撮影・西海健太郎)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で決勝トーナメントに進出した日本代表のDF冨安健洋(24=アーセナル)が3日(日本時間4日)、練習後取材に応じた。

 ――決勝トーナメントの戦いは?思い描いているものなど
 スペイン戦も試合前に行ったように1回戦のようにやる。簡単ではないし、だからこそ壁が破れていない。まだ1日あるのでその壁を破れるようにしたい

 ――1点の重みがトーナメントでは違う
 固い試合をするべき。DFなので無失点に抑えられれば。

 ――クロアチアの分析、印象は?セットプレーが鍵になると思うが
 セットプレーというのは、次の試合だけじゃなく、こういう大会では特に大事になる。セットプレーで得点がとれていないので、とっていくことができれば、試合の流れに関係なく優位になる。そこは鍵になる、

 ――クロアチアの攻撃陣の特長は
 4点取ってますけど、どちらかといえば固い。3試合で失点1というところのほうが印象に残っています。

 ――延長も視野に入るが
 そうですね。前回大会も彼らは延長やPKで勝っていた。粘り強さが特長で、そこは負けちゃいけない。交代選手が結果を出して、勝ち点を取ってきている部分ではポジティブ。そういう意味ではフィニッシャーも準備しないといけないし、それができるチーム。

 ――ビルドアップも期待される。スペイン戦よりはポゼッションも引き戻せると思うが。イメージは?
 ぼくはビルドアップよりは奪った後のボールの方が大事だと思っている。スペイン戦もそうだが、奪ったボールクリアしても2、3秒しか稼げない。ずっと攻められると、どうしてもチャンスはつくられる。ボールを奪って、自分たちのボールにすることはやらないといけない。ファウルをもらうというのも含めて、そこは大きなテーマになる。

 ――決勝トーナメント1回戦は我慢比べにもなる。コスタリカ戦から学べることとは?
 今回はノックアウトステージで、しっかり守るときは守る、取りに行くときは取りに行く、はっきりしなければいけない。ああいう試合は結果負けていますし、中途半端で負けるのが悔いが残る。100%出し切る試合にできればと思っている。

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2022年12月4日のニュース