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森保監督「どことも当たらずに勝ち進んでいけたら」決戦前にジョーク交え会見

[ 2022年12月4日 21:38 ]

<日本代表会見>会見に臨む森保監督(左)と長友(撮影・小海途 良幹)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で決勝トーナメントに進出した日本代表の森保一監督(54)が4日、ドーハ市内で公式会見に出席。日本初のベスト8入りを懸ける5日(日本時間6日午前0時)の決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦へ向けて意気込みを語った。

 1次リーグでドイツとスペインを撃破し、次は日本サッカー界の新たな歴史をつくる決戦。前回大会はコーチとしてベルギー戦の屈辱のシーンを目に焼き付けた森保監督だが「ロシア大会のベルギー戦だけの悔しさだけで臨んでいるわけじゃない。全ての経験、過去6大会の素晴らしい積み上げを、さらにこのチームで出していく、戦いに生かしていく」と、気負わない姿勢を強調した。試合プランについて問われると、「選手のコメント力が素晴らしすぎて、私がしゃべるのが難しいけど、私らしく固くいきたい」と柔らかな表情で語った。

 前回大会準優勝のクロアチアに関しては、「できればクロアチアだけではなく、どことも当たらずに勝ち進んでいければと思っている」と話し報道陣を沸かせた。そして「世界トップクラスの選手がいて、前回もファイナリストになった素晴らしいチーム。印象としては非常に賢く戦える、試合巧者だと思っている。難しい試合になるが、強い相手だからこそ選手は燃えている。クロアチアは色んな選手を知っているが、特に広島監督時代の(選手だった)ミキッチとは素晴らしい思いができた。あとは彼から色んな情報が漏れないように…ジョークです」とリラックスした表情も見せた。

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2022年12月4日のニュース