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GK権田修一 歴史を変える挑戦「わくわくしている」4年前の“悲劇”をモチベーションに8強へ

[ 2022年12月4日 18:47 ]

<サッカー日本代表練習>練習に汗を流す権田(撮影・西海健太郎)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で決勝トーナメントに進出した日本代表のGK権田修一(33=清水)が4日、オンライン取材に対応。日本初のベスト8入りを懸ける5日(日本時間6日午前0時)の決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦へ向けての意気込みを語った。

 1次リーグで強豪のドイツとスペインを最少失点に抑えた不動の守護神は、日本初のベスト8を目指す心境を「わくわくしている。歴史を変えるというのは、普通に生きていてできることじゃない。(過去の日本の)スーパースターがなしえなかったことを僕らができる場に立てたのは喜びが非常に大きい」と語った。

 前回大会準優勝のクロアチアについては「犠牲心が高い選手が多い。ボール失ったあとの切り替え、大事なところで戻るとか、ドイツ、スペインとは違う強さがある。僕らが絶対に負けちゃいけない部分」とし、司令塔モドリッチを中心とした粘りのサッカーを警戒した。

 また、自身が代表に入れなかった4年前、決勝トーナメント1回戦でベルギーに逆転負けした一戦を振り返り「すごく悔しさとモチベーションをもらった試合。試合が終わった後のインタビューで、乾と原口の悔し涙を見た。この大会があったから、今回僕らは8強にいけたと、メディアのみなさんの前で言いたい」と話し、“悲劇の歴史”を糧にすることを誓った。

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2022年12月4日のニュース