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浅野拓磨 森保監督の勝負師ぶりを称賛「スペイン戦後に何回、“素晴らしい”と言ったか」

[ 2022年12月4日 05:33 ]

ランニングする浅野(左)と鎌田(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 サッカーのFIFAワールドカップで、日本史上初のベスト8入りを懸けて決勝トーナメント1回戦クロアチア戦(5日)に臨む日本代表FW浅野拓磨が3日、練習後に取材に応じ、今大会でドイツ、スペインのW杯優勝経験国を破る勝負師ぶりを発揮している森保一監督(54)について語った。

 広島時代の恩師でもある森保監督の采配について、浅野は「“さすがやな”しか本当に言えないというか。スペイン戦が終わった後に何回、“素晴らしい”と言ったか。監督にもチームも全部に向けた言葉ですけど、動かしているのは監督。言葉では素晴らしいと(簡単に)言っても、そんなもんじゃないくらい素晴らしい。えぐいなっていうのが正直な気持ち」と選手側からの目線を明かした。

 大胆な采配も、選手をよく知り、観察しているからこそ振ることができる。浅野は「これはただの僕の意見でしかないですけど」と前置きした上で、「一人一人の選手を、サッカー選手としてもそうですし、一人の人間として見てくれているかなというのはすごく感じている。うまい、強い、速い。サッカーのために必要なものはいろいろありますけど、それ以上に必要なものがないとサッカーは勝てない。多分、日本のみんなも感じてくれているかなと思うんですけど、そこをしっかり見てくれていて、なおかつ選手以上にそこを見抜けている。選手が気づいてなくても監督が気づいてくれる部分はたくさんあると思う」とその人間性について語った。

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2022年12月4日のニュース