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前田大然 クロアチア戦に意気込み セルティック同僚・ユラノビッチとの対戦に「もうバチバチ」

[ 2022年12月4日 17:48 ]

前田大然(撮影・西海健太郎)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で決勝トーナメントに進出した日本代表のFW前田大然(25)が4日、オンライン取材に対応。日本初のベスト8入りを懸ける5日(日本時間6日午前0時)の決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦へ向けて意気込みを語った。

 前回準優勝のクロアチアに「日本と似た感じはある。モドリッチと対戦していて、そこから攻撃の起点が作られる。そこが危険なところ。チームとして押さえられたら勝機は見えてくると思う」とコメント。日本と似ている所については「チームメートもハードワークする選手、日本人みたいに戦う選手がいる。そういう点では似ている」と分析した。

 戦うイメージはすでにできているという前田。決勝トーナメントではPK戦に勝敗がもつれ込む場合もあるが、「いや、PK戦では手は挙げないですね。試合中は蹴りたいけど、PK戦はできれば最後に」と口にした。クロアチアのイメージについては、「まぁとくに左利きのCBはCLでも戦った。うまいCBという印象がある。そこは気をつけたいなと思っています」とし、DFロブレンについては「(南野)拓実くんから結構背後に蹴ったボールの処理がうまくないと聞いている。そこができればと思う」と話した。

 スコットランド1部セルティックでともにプレーするユラノビッチとの関係性については、「入った時に積極的に話しかけてくれたりした。ゴールパフォーマンスも一緒にやってくれたり、コミュニケーションをうまくとってくれる選手なので、良い関係をセルティックで築けている」と説明。その上で「カタールでまた会おうという話はしました。勝ち上がったら合うのは分かっていたが、チームメートからはスペインとドイツだから厳しいなと言うことはいわれていた」と続けた。

 ピッチ上で対戦することを見越して、前田は「もうバチバチそこには特にプレッシャーにいけたらと思います」と意気込み。連続スプリント繰り返せるようになった理由については、「もともと走れるのはありましたけど、チームのために走るのはさらに高校とプロ1年目で築き上げたものだと思います。トレーニングは別にしていない。小さい頃からよく走っていた。それくらいかなと思います」と語った。

 また、疲労はいまのところ全く感じていないといい「毎日サウナにいっているくらいです。あとは寝てしっかりご飯食べている」と元気そうな姿で口にした。

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2022年12月4日のニュース