“ロストフの悲劇”知るDF長友「今のチームは歴代最強。大きな声でブラボーと叫びたい」

＜日本代表会見＞クロアチア戦に向け意気込む森保監督（左）と長友（撮影・小海途　良幹）
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　あす5日に決勝トーナメント1回戦でクロアチアと対戦する日本代表の森保一監督とDF長友佑都が4日、ドーハ市内で公式会見に臨んだ。18年W杯ロシア大会の“ロストフの悲劇”を知る両者。リベンジへの強い思いを口にした。

　当時コーチだった森保監督は「十分ベスト8にいけるだけの戦いはできていたと思う。でも結果的にラウンド16で去らなければならなかった。悔しさの部分はコーチングスタッフの1人として持っている」と言う。長友は「忘れたことがない。ふとした瞬間にベルギー戦の最後のカウンターがよぎる。それは何度もある」と目を光らせた。

　だが、それも含めて苦い経験を糧にしてきた。ドイツとスペインのW杯優勝国を破って1次リーグを首位通過。長友は「僕は08年から約15年間代表でプレーしているが、確実に言えるのは今のチームは歴代最強。自信を持って、誇りを持って言えるようなチームになった。あすはクロアチアを破って新しい景色を見たい。勝ちます」と何度も跳ね返された16強の壁突破に自信を見せる。そして「また大きな声で“ブラボー”と叫びたい」と三たび絶叫を宣言した。