酒井、左太腿裏痛から全体練習に復帰　板倉の出場停止の穴埋める！

FIFAワールドカップ（W杯）カタール大会

全体練習に復帰し笑顔を見せる酒井（撮影・西海　健太郎）
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　1次リーグ初戦のドイツ戦（11月23日）で左太腿裏を痛めて別メニュー調整が続いていた日本代表DF酒井が3日、ドーハ市内で行われた全体練習に復帰した。クロアチア戦は1次リーグ全試合で先発していた板倉が累積警告の出場停止によって層が薄くなっていただけに、頼れる男の復帰は日本にとって朗報となった。

　冒頭15分のみ公開された練習では、酒井はグループの最後尾でゆっくりとランニングを行ったほか、ボールを使った練習にも取り組んで順調な回復をアピール。時折、笑顔も見せるなどリラックスした様子で久しぶりの全体練習の空気を味わっていた。

　酒井はドイツ戦の後半23分、攻撃参加した際に相手選手と競り合って左脚を痛め、自ら交代を要求して退いた。ドーハ市内の病院で検査したが、結果は公表されていなかった。その後は練習施設で別メニュー調整を続け、決勝トーナメントでの復帰に向けてリハビリに努めてきた。

　スペイン戦前の取材では「かなり回復したし、だいぶ形になるようにはなってきた。ただ、日にちがちょっと足りなかった」と悔しさもにじませていただけに、ベスト8を懸けた大一番では出番が回ってきそうだ。