【フェブラリーS】菜七子効果絶大!入場人員は前年比1万人以上増 売り上げも約22億円増

[ 2019年2月17日 18:05 ]

<フェブラリーステークス>コパノキッキングに騎乗し、5着に終わった藤田菜七子(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 17日に東京競馬場で行われたダート王決定戦「第36回フェブラリーS」(G1、ダート1600メートル)の入場人員は、同レース開催日では9年ぶりの6万超えとなる6万1141人で前年比121・8%(+1万947人)と大幅増。売り上げは151億3万8200円で同117・2%(+22億1378万5300円)のアップで13年ぶりに150億円を超えた。JRA所属の女性騎手として初めてG1に騎乗した藤田菜七子に大きな注目が集まり、その効果が数字に如実に現れた。

 東京競馬場では前日夕方時点で、前年の219人を大きく上回る415人の徹夜組が正門前に列をつくるなど、菜七子フィーバーが過熱。当日のパドックには多くの横断幕が掲げられ、本馬場入場では大歓声が飛ぶ例年にはない光景が広がった。

 レースは武豊騎手騎乗の1番人気インティ(牡5=野中)が優勝。菜七子騎乗の4番人気コパノキッキング(せん4=村山)は5着だった。女性騎手初のG1制覇はならなかったが、堂々の掲示板入着を果たした。

 前年の売り上げは128億8625万2900円で約22億円の大幅増、入場人員も5万194人から6万1141人と1万人以上増加した。

続きを表示

2019年2月17日のニュース