八代亜紀さん死去 悲しみの声続々“弟分”新田純一「無念」八代さんヘアメーク担当と結婚 研ナオコら追悼

[ 2024年1月9日 18:20 ]

2017年、阿久悠リスペクトコンサートで「雨の慕情」を歌う八代亜紀さん
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 「舟唄」「雨の慕情」などのヒット曲で知られ、艶っぽくハスキーな歌声で「演歌の女王」と呼ばれた歌手の八代亜紀(やしろ・あき)さんが昨年12月30日、急速進行性間質性肺炎のため死去した。73歳。熊本県出身。葬儀は関係者で行った。後日、お別れの会を開く予定。膠原病と診断されたことを同年9月に公表し、活動を休止して療養を続けていた。芸能界や歌手仲間をはじめ、ファンら数多くの人から追悼、悲しみの声が相次いだ。

 俳優の新田純一は昨年5月の還暦の誕生日に八代さんのヘアメークを担当する2歳年下の聡子(としこ)さんに公開プロポーズし、結婚。八代さんらが婚姻届の保証人になった。

 自身のSNSで「無念です!悲しいです!信じられないです!」と悲痛な様子。「ご入院される1週間前には旅番組のロケで香川県にもご一緒させていただき、八代さんと食べた讃岐うどんの味は忘れません」と思い出をつづった。

 八代さんがパーソナリティーを務めたラジオ日本「ムーンラウンジ846」(月曜後11・15)も“弟分”としてナビゲーター。「本日も留守番収録をして参りました。八代さん!たくさん、たくさん優しいお言葉を掛けていただき、ありがとうございました。八代さんの素晴らしい歌声をもう聴くことができないなんて、今でも信じられません。包み込むような優しい笑顔をありがとうございました心」と感謝した。

 同じ1971年に歌手デビューした研ナオコも自身のSNSで「何でこんなにも悲しいニュースばかり。八代さん、色々ありがとうございました。娘のことも気遣っていただき、残念としか言いようがありません。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。

 元純烈の小田井涼平は自身のSNSで「純烈にとっては、大恩人の一人。純烈ジャーにとっては、女神様。個人的には絵の指導もしていただきました」と振り返り「今年は悲しいことがあり過ぎる…。これからは本当の女神様になって、大空をキャンバスに素敵な絵を描き続けてください。本当にありがとうございました」と感謝した。

 歌手仲間の藤あや子は「大好きな八代亜紀さん。いつもの優しい笑顔で仕事に復帰してくださることを信じて待っておりました。あまりにも突然のことで現実を受け止めることができません。悔しいです」、長山洋子も「突然の訃報に絶句しました。いつも優しい八代亜紀さん。いつも温かい八代亜紀さん。歌手としても、人としても本当に大好きな先輩でした。もう会えないなんて信じたくありません。もっともっとご一緒したかったです」と追悼コメント。

 八代さんの芸名の由来となった熊本県八代市の中村博生市長は「八代亜紀さんの訃報に接し、心からお悔やみ申し上げます。八代亜紀さんは数々のヒット曲で知られる日本を代表する歌手として長年活躍され、名曲を通じて多くの人に感動を届けてこられました。また、絵画にも造詣が深く、画家としても高い評価を得られており、平成16年(2004年)からは『八代亜紀絵画コンクール』を開催され、本市の文化振興にご尽力いただきました。同年には八代市民栄誉賞を受賞され、平成19年には『八代よかとこ大使』に就任いただくなど、本市のPRや魅力の発信にも多大なる貢献をいただきました。これまでの御功績に改めて敬意を表すとともに、八代市及び八代市民を代表し、ここに謹んで哀悼の意を表し、心から御冥福をお祈りいたします」と市の公式サイトで感謝した。

 八代さんの冠番組「八代亜紀いい歌いい話」(BS11、木曜後8・00)の番組公式SNSは「2019年4月の番組開始以来、八代さんは毎週、素敵な笑顔と『いい歌いい話』を私たちに届けてくださいました。心よりご冥福をお祈りいたします」としのんだ。

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