菊間千乃氏 松本人志は「徹底的に白黒ハッキリさせたいって思いだと」裁判の長期化も予想

[ 2024年1月9日 13:56 ]

菊間千乃弁護士
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 元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏(51)が、9日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が「当面の間、様々な記事と対峙、裁判に注力」するために一時活動休止を発表したことについて言及した。

 菊間は活動を休止して裁判に注力するという松本の姿勢に「仕事をしながら裁判をやってる方はたくさんいるわけで、すべての期日に本人が出廷する必要もないですし、期日ってどんなに早くても月に1回ぐらいで進んで行くので、お仕事と並行してもできるんだけれども、松本さんのお笑い芸人という職業上、そういうものを抱えながら人を笑わせていくことに集中できないということで、今回こういう決断をなさったのはお仕事の特性上というところはあるのかな」と自身の見解を語った。

 そして「おそらく名誉毀損(きそん)でいく(訴える)と思うので、民事になりますから、要求としては損害賠償、謝罪の文章を出しなさいってことを求めて戦っていくんですけど、名誉毀損ってどの事実が争いがなくて、どこの事実について言った言わない、やったやらないの争いが出てくるので、整備した上で、裁判所としては和解を提示することも多いんですけども、こういう形で芸能活動を休止してまで戦うってことは松本さんの方に和解する気持ちがなくて、徹底的に白黒ハッキリさせたいって思いだと思う」と推察した。

 だからこそ「一審で結論が出たにせよ、どちらかが控訴するだろうなって考えると、1年どころでなくて数年かかっていく可能性が高い」と裁判は長期化するのではと述べた。

 吉本興業は8日、ダウンタウン・松本人志の週刊誌報道をめぐり「このたび、松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました。そして、このまま芸能活動を続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました」と活動休止を発表した。松本は報道内容を否定しており、文春に対する名誉毀損(きそん)訴訟を提起する方針を固めた。

 今回の松本の発表を受け「週刊文春」(文芸春秋)編集部は「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまいります」とコメントを発表している。

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