宮根誠司 「事実無根」と完全否定の松本人志の強い意志指摘も疑問符つく「ついに出たな」発言

[ 2024年1月9日 17:22 ]

宮根誠司アナ
Photo By スポニチ

 フリーアナウンサーの宮根誠司が9日、司会を務める読売テレビ「ミヤネ屋」に出演し、活動休止を発表したダウンタウン松本人志に関する一連の報道について言及した。

 週刊文春は、松本が高級ホテルでの飲み会で参加女性と性行為があったことを報じているが、吉本興業は「当該事実は一切ない」と完全否定し、松本自身も「事実無根」と発言している。宮根は「双方の主張が完全に逆なので、私たちでは判断できない」と主張。一方で番組に出演していたテレビプロデューサーのデーブ・スペクターは「第1弾の記事を読むと具体的な描写。信憑性は私たちが決めることではないが、その後の報道でもパーティーが常態化していたとあり、これが事実だとしたら松本さんの行動は無茶だったといえる」と、飲み会はあったことをほぼ前提とした発言を行った。さらに「他の芸人や関係者もいたわけだから、それ自体が作り話だったというのは考えづらい」と持論を展開した。

 これに対し司会のフリーアナウンサー宮根誠司は「パーティーがあったのかどうか。当該事実は一切ない。すべて争うと言っているわけだから、パーティー事態も否定しているようにもとれます」と、松本側から受け取れる報道を否定する強い意志を指摘した。

 ただ、芸能リポーターの駒井千佳子氏は告発女性の“お礼LINE”流出で「ついに出たな」と松本がつぶやいたことを上げ「少し齟齬(そご)が出ているとは思いますよね」と話すと、宮根も「そうでしたね」と疑問の声を上げていた。

 吉本は文春に対する名誉毀損(きそん)訴訟を提起する方針。専門家によると、決着までは年単位になる可能性が高いという。番組に出演していた野村修也弁護士は早期和解の可能性について「和解することで事実を認めたように見える可能性もある。松本さん自身の信用を回復することが大きな目的だとするならば、裁判を続けていく可能性の方が大きい」と推察した。

 「週刊文春」(文芸春秋)編集部は「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまいります」とコメントを発表している。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年1月9日のニュース