高田万由子 篠山紀信さんと家族ぐるみの付き合い 「万由子さんに褒めてもらって嬉しい!と無邪気に…」

[ 2024年1月5日 18:03 ]

高田万由子(2008年撮影)
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 タレントの高田万由子(53)が、4日に死去した写真家の篠山紀信(しのやま・きしん、本名=みちのぶ)さん(享年83)を追悼した。高田は東大在学中、週刊朝日の「紀信の女子大生シリーズ」表紙モデルに登場。「篠山さんが残してくれた作品は永遠に生き続けます」と悼んだ。

 高田のコメント全文は以下の通り。

 20歳の時、週刊朝日女子大生シリーズの撮影スタジオで、初めてお会いした篠山紀信さん。その後、赤坂のスタジオにお邪魔したり、ミノルタのCMに推薦していただいたりしているうちに家族ぐるみのお付き合いとなりました。堅物だった亡き父も自宅を撮影スタジオとして解放したり、篠山さんの芸術には寛容でした。

 家族を含め、私は篠山さんに何枚の写真を撮っていただいたことでしょう。その1枚1枚に数々の思い出が収められています。

 「この写真すごくいい!」と伝えると「万由子さんに褒めてもらって嬉しい!」と無邪気に喜ぶ篠山さんの姿が忘れられません。

 篠山さんはカメラを構える度に、少年のように被写体に夢中になっておられました。篠山紀信の腕にかかれば、人でも建物でも街でも、光が降り注いだように瞬時に被写体が輝きました。こんなカメラマンは、篠山さん以外いらっしゃらないでしょう。

 朝一番に飛び込んで来たニュースがあまりにも悲しくて、しばらく動けませんでした。「あら、万由子さんお元気そうで。」と顔をくしゃくしゃにして笑っている篠山さんと、いつものようにばったりお会いしそうで、ニュースを見ても実感が湧きません。

 たくさんの素敵な時間、素敵な作品をありがとうございました。篠山さんが残してくれた作品は永遠に生き続けます。

 大好きな篠山さん、ご冥福をお祈りいたします。

        高田万由子

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