宝塚星組トップスター礼真琴が4カ月ぶりに舞台復帰 宝塚版RRRで磨きかかったダンスと歌披露

[ 2024年1月5日 19:00 ]

<RRR×TAKA’R’AZUKA~√Bheem~>4カ月ぶりに舞台復帰し、エネルギッシュに踊る宝塚歌劇団・星組トップスター礼真琴(撮影・須田 麻祐子)
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 宝塚歌劇団の星組トップスター、礼真琴(れい・まこと)が約4カ月ぶりに舞台復帰した「RRR×TAKA“R”AZUKA/VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」が5日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した(2月4日まで)。

 「RRR…」は世界的に大ヒットしたインド映画をベースにしたミュージカル。1920年代、イギリス植民地時代のインドを舞台に圧政に苦しむ部族たちの戦い、素性を知らないまま友情を育んでいった青年たちの奮闘に恋愛もからめ二転三転する物語の展開となった。

 ステージではインド映画独特のダイナミックなダンスシーンもそのままに、星組スターが躍動。特に部族の若きリーダー、ビーム(礼)と、暁千星(あかつき・ちせい)演じるラーマの迫力あるダンスに客席はくぎ付けで、終演後にはため息と歓声が上がるほどだった。礼は、休養前に「レベルアップして戻ってきたい」と話していた通り4カ月の休養をへて、高いレベルを誇っていたダンスも歌もさらにブラッシュアップして大劇場の舞台に帰ってきた。

 歌劇団は昨秋、宙組劇団員(25)の急死がありその原因の一端として「過密な稽古スケジュール」が指摘されていた。その改善をはかるため昨年12月に、急きょ公演スケジュールを変更。例年、宝塚大劇場は1月1日に開幕するが、今年は異例の1月5日開幕となっていた。

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