倉田真由美氏 能登半島地震で予備費額に疑問 海外支援と比較「日本国民には、この仕打ち」

[ 2024年1月5日 17:51 ]

漫画家の倉田真由美氏
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 漫画家の倉田真由美氏(52)が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、能登半島地震で政府が拠出する予備費に疑問を呈した。

 政府は地震で生じた被害への対策として、国会の議決を必要としない予備費から40億円程度を充てる方針で、9日に閣議決定する。必要に応じて追加拠出も検討するとしている。

 しかし倉田氏は、岸田文雄首相による海外への手厚い支援と比べ、額が少なすぎることを指摘。「例えばウクライナには『切れ目なく着実に』1兆円を支援する我が国。更にウクライナが債務不履行になった場合、日本が保証国となり世界銀行の損失分を負担することになっている」と、ウクライナを例に挙げた。

 岸田首相は昨年12月、エジプトに約338億円の財政支援を約束。2月にはフィリピンに年間2000億円超、5月にはガーナで735億円の支援を申し出た。さらに3月には、グローバルサウスへのインフラ整備に官民で約11兆円を投じると発表。そのバラまきぶりに、国民から「日本のために税金を使えよ!」「外面だけはええな」「エジプトに340億円寄付。日本国民はひたすら増税」などと、疑問の声が噴出している。

 対照的に、今も刻一刻と人命が失われている国内の災害支援には、まさにケタ違いの少なさ。倉田氏は「で、能登地震に40億円。今も瓦礫に人が埋まっているかもしれず、家を失くし寒さに震えている人、これからの生活がまったく不透明になってしまった人が大勢いる能登に。日本国民には、この仕打ち」と嘆いた。

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