泉ピン子「今だから言いますけど…」 かつては紅白司会オファーも「絶対やりません」拒否の理由

[ 2023年11月27日 19:15 ]

女優の泉ピン子
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 女優の泉ピン子(76)が27日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)にゲスト出演し、NHK紅白歌合戦をめぐるエピソードを明かした。

 実は77年に「哀恋蝶」でレコードデビューしている泉は、パーソナリティーの垣花正から「めちゃくちゃうまいんですよね、ピン子さん。謙そんなさらず。だって、歌手で出されてますし」と、その歌声を称賛された。「1曲で全国を回ってる人いっぱいいるじゃない?私、それは嫌だね」。皮肉を込めて語りつつも、「歌手は…やらなくないわよ」と笑わせた。

 当時は歌手として紅白出場を狙っていたが、落選した苦い思い出がある。泉は「私よりヒットしているのも出ていて」「私より売れてないのに受かりやがって」と、歌手の実名を挙げながら、当時の思いを赤裸々に告白した。紅白が行われるNHKホールから、舞台裏を実況中継をするラジオ番組にも出演したことがあるという。

 大役オファーの話も明かした。「今だから言いますけど、司会の話も来ましたよ。新聞にスッパ抜かれたの」。しかし、「私は歌手だから絶対やりませんって」。歌手としての出場を望んでいただけに、意地でも受けなかったといい、「すみません、夫とハワイ行きますからって」と断りを入れたことを打ち明けた。

 その後、2014年のNHK連続テレビ小説「マッサン」に出演した泉は、同作の出演者らとともに紅白の舞台に立ち、曲紹介をした。しかし、自分の出番が終わると、そそくさと帰宅。「“一番最後に(主題歌を担当した)中島みゆきさんが歌うから”って言ってたけど、“いや、その時間はおそば食べるから”って帰りました。“最初の方なら出ます”って言って出て、帰っちゃった」とぶっちゃけ、驚かせた。

 夢見ていた舞台に立った泉だったが、「今思うと、どうってことなかったけど」とバッサリ。「安いギャラでさ、何枚も衣装作れって言うのよ?」とボヤきも忘れなかった。

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