元テレ朝アナ・前田有紀さん 最愛の母が死去 喪失感を告白「立ち直るには時間が必要」

[ 2023年11月27日 15:34 ]

前田有紀さん
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 元テレビ朝日アナウンサーで、現在はフローロストとして活躍する前田有紀さん(42)が27日、自身のインスタグラムを更新し、母が死去したことを明かした。

 「世界で一番大好きな母が旅立ちました」と報告。「2年前。病気がわかってからも、たくさんの文献や情報を調べて色んな治療の可能性を試して、生きることに前向きだった母。徐々に出来ることが奪われていく中でも、最後まで、その環境のベストを尽くす人でした」と、闘病生活にも前向きな姿勢を崩さなかった母の人柄をしのんだ。

 「まだ元気なうちは一緒に出かけられたこと、ご飯を食べられたこと、子どもたちと遊んでもらえたこと、たくさんの話ができたこと。全部が噛み締める思い出です」と、母の晩年の姿を思い浮かべていた。

 母は緩和ケアの病棟に入院していたという。「最後、緩和ケア病棟に入院してからは、会社の仲間たちも理解してくれて、お世話になってる仕事先にも調整をしていただき、生きている母の手を毎日握って過ごすことができました。たくさんありがとう、と伝え続けられた最後の時間でした」。母への感謝を伝えながらの日々を明かした。

 今は喪失感に包まれているという。「もう母に会えない。その喪失から立ち直るには時間が必要で、私にとって大きな試練です」としるしつつ、「ただ、私が仕事や子育て、今の人生に奮闘する姿を一番応援してくれていたのが母なので、母が安心していられるように全力でベストを尽くそうと思います」と前を向いた。

 紅葉の写真も投稿した。「去年11月に、もう遠出が難しい中、母にとっては大きな覚悟で一緒に見に行った軽井沢の雲場池の紅葉」。鮮やかに赤く咲いた木々を見詰める、母とみられる女性の背中越しの姿を添えた。

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