泉ピン子 「おしん」世界進出のギャラめぐり不満「おい!NHK!金払え!“世界の金”払え!」

[ 2023年11月27日 18:18 ]

女優の泉ピン子
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 女優の泉ピン子(76)が27日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)にゲスト出演し、あの代表作をめぐる不満を口にした。

 現在は静岡・熱海市に移住している泉は、「1日があっという間。早いわよ」とつぶやいた。パーソナリティーのフリーアナウンサー垣花正が51歳であることを知ると、「すぐよ?50なんか過ぎたらすぐよ?」と年齢トーク。垣花から「『おしん』やっていた時は何歳ですか?」と問われると、「えっとね、30…いくつ。30ちょっと」と答えた。

 「30ちょっとで国民的女優じゃないですか?」と驚く垣花に、泉は突然、「おい!NHK!金払え!“世界の金”払え!世界の金を払ったら、私はいつでも引退する」とNHKへの不満を口にした。

 「おしん」は83年4月から1年間、放送されたNHK連続テレビ小説。山形の極貧農家から生まれたおしんが、運命にほんろうされながら明治、大正、昭和とたくましく生き抜き、最後はスーパーのチェーン店の経営者として成功していく物語。泉は、幼いおしんを泣く泣く奉公に出す母ふじを熱演した。作品は平均視聴率52・6%、最高視聴率62・9%という、とてつもない数字を記録。朝ドラ史上最高傑作との呼び声も高く、世界各国でも放送された。

 泉は「一銭もくれないの」と、世界で放送された分の恩恵には預かっていないと告白。「どう思う?これ。払えよ、この野郎!ホントに」とボヤいた。

 「NHKのドラマ入れてもらうから…」と、同局からの新たな作品のキャスティングを期待したが、「(追及は)やめない。別です。NHKの“おしん部署”と“ドラマ部署”は違うもん。世界進出、何が百何十カ国よ!」と独自の見解を加えつつ、“口撃”を緩めなかった。

 垣花から「世界中の皆さんは『おしん』のお母さんのピン子さんを見て、励まされて泣いているんです。でも日本で“金払え、この野郎!…”って」となだめられても、泉は「誰も訳さないからいいじゃない?」とケロリ。さらに「こういうことを言うタレントは(自分が)最後。私以後は、みんないい子で、ラジオ局とかテレビ局にごまをすっていこうという人ばかり」と、ファイティングポーズは崩さなかった。

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