タカラジェンヌの死に宝塚が初言及「親族の心情に配慮し詳細公表を差し控える」生徒の心身も考慮し対応検討

[ 2023年10月1日 20:19 ]

 宝塚歌劇団は1日夜、公式ホームページを更新し前日9月30日に死亡した劇団員について初めて言及した。

 「宝塚歌劇団に関する報道について」と題し「昨日、宝塚歌劇団員の死亡に関する報道がございました」と報告。続けて「謹んで心より哀悼の意を表します。また、ファンの皆様ならびに関係者の皆様にご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます」と陳謝した。

 さらに「ご親族の心情に配慮し、詳細につきましては公表を差し控えさせていただきます」とし「今後は生徒の心身の状況を十分に配慮しながら、対応を検討してまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と結んだ。

 兵庫県警宝塚署によると、30日午前7時ごろ、兵庫県宝塚市内のマンションの敷地内で若い女性が倒れているのが発見され、通りかかった近隣住民の男性が110番通報した。倒れていたのは宝塚歌劇団に所属する25歳女性で、駆けつけた救急隊員がその場で死亡を確認した。

 発見されたマンションの最上階には、本人のものとみられる手提げかばんが発見されており、第三者が関わった痕跡が見られないことから自殺を図った可能性が高いとみている。女性はこのマンションに住んでいた。

 歌劇団はこの日、宝塚大劇場での宙組公演は「複数の出演者の体調不良が判明し、公演実施が困難なため」と中止にしたが、宝塚バウホールでの「宝塚舞踊会」は開催。開演前に木場健之理事長が舞台上に立ち「昨日、生徒の死亡が報道されました。謹んで哀悼の意を表するとともに深くお悔やみ申し上げます。詳細につきましては、現時点では公表をひかえさせて頂くことをご理解頂ければ幸いです」などとあいさつしていた。

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