みたらし加奈氏 大阪万博建設費、当初1250億円→2300億円に「建設費の問題だけでなく…」

[ 2023年10月1日 17:52 ]

東京・赤坂のTBS
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 臨床心理士で、メンタルヘルスやLGBTQに関する講演会も行っている、みたらし加奈氏が1日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にVTR出演。建設費の上振れが指摘される2025年大阪・関西万博についてコメントした。

 建設費は、当初は約1250億円だったが、その後、1850億円に膨れ上がり、関係者によると、さらに2300億円程度に増えるとみられる。会場建設費は国、大阪府・市、経済界で3分の1ずつ負担する仕組み。3分の2が税金で賄われることになる。

 1250億円から1800億円に増えた2020年に当時の井上信治万博担当相(衆院東京25区)は「今回の金額は上限」、大阪府・吉村洋文知事も「これが増加の話としては最後」としていた。さらに上積みされて2300億円となる現状に、吉村知事は9月28日の会見で「建設費という意味では、ここが最後」と話している。

 みたらし氏は「建設費の問題だけでなく、今回、別のところもあって、万博が開催される会場となる 夢洲(ゆめしま)という所は、実は2014年に大阪府が生物多様性ホットスポットとして希少な野生動物、植物が生息して種の多様性が高い地域のAランクとして認定している場所なんですね」と指摘。そのうえで「例えば絶滅危惧種のツクシガモだったり、本当に希少な生物がたくさんいる場所ではあるので、大阪万博は“いのち輝く未来社会のデザイン”というのがテーマだと思うんですけど、その中にSDGSの目標の達成貢献というのも挙げていると思うんですけど、環境問題という側面でもしっかり取り組んでいかないといけないんだなと感じています」と自身の考えを述べた。

 これに司会の関口宏は「そんな話はどっか消えちゃったよね。お金の話と期限の話ばっかりになって」とうなずいていた。

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