ビートたけし　大谷翔平の早期回復願う「何年も見たい」　WBC大谷VSトラウト「映画みたいだった」

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　ビートたけし（76）が、1日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」（日曜正午）に出演。エンゼルスの大谷翔平投手（29）について語った。

　今季の大谷は投手で132イニングを投げ10勝5敗、防御率3・14、167奪三振。打者では3年連続で規定打席に到達し打率・304、リーグトップ44本塁打、95打点、両リーグトップOPS（出塁率＋長打率）1・066の成績を残し、日本人初の本塁打王をほぼ手中に。自身2度目の満票MVPも期待されている。

　終盤戦は右肘手術のためチームを離脱しただけに、たけしは「朝起きて、BS1かなんか見るのが恒例だったんだけど、なんにも面白くなくなった」と思わず本音。

　「大谷選手の打撃とピッチングだけ見たいんで見てたけど…負けてもなんでも大谷が1本でもホームラン打って、さらに勝ってくれれば良かったけど、それが見れなくなっちゃって…」と寂しそうに語り、阿川佐和子に「世の中に同じようなおじいちゃん、おばあちゃんいっぱいいるでしょうねえ」とツッコまれて笑いが起きた。

　大谷がメンバー入りした日本代表が世界制覇を果たした第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）について「盛り上がったよね。メインどころの選手が出てきたから」と振り返り、「映画みたいだった。最後の（米国代表の）トラウトを三振とか。あれハリウッドで映画撮りたくなるような感じ」と劇的な試合展開を回想。

　手術が成功して早期回復に励む大谷へ「我々はまた期待したい。大谷選手を何年も見たいし」とエールをおくった。