「VIVANT」第5話　“昨日の敵は今日の友”まさかの共闘にネット歓喜「胸熱展開すぎ…」「最強だな」

日曜劇場「VIVANT」第5話は、今まで敵対していたバルカ警察・チンギス（左）と野崎守（右）が共闘する（C）TBS
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　俳優の堺雅人（49）が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT（ヴィヴァン）」（日曜後9・00）は、13日に第5話が放送された。第1話から“敵対”していた地元警察と公安の刑事・野崎守（阿部寛）が手を組んだことにネットでは“感動的”な声があがった。

＜以下ネタバレ有り＞

　主人公・乃木憂助が務める丸菱商事で起きた、1億ドル（日本円で140億円）の誤送金から始まる壮大なストーリー。乃木は、大金を取り戻すべく向かったバルカ共和国で、謎の組織・人物である「VIVANT」と間違われていた。

　無実の爆発犯とみなされ地元警察に追われる立場となったが、公安の刑事・野崎らの協力により、世界医療機構・医師の柚木薫（二階堂ふみ）とともに、第3話で命からがら無事に日本に帰国。誤送金した140億円は、乃木が社内の誰かから罪をなすりつけられたものだといい、野崎は謎のテロ組織「テント」か、または「VIVANT」の正体と仮付けされている自衛隊の影の諜報部隊「別班」のメンバーではないかと推測。公安のサイバー対策課の“ホワイトハッカー”東条翔太（濱田岳）の力を借りて、乃木を犯人に仕立て上げるために動いた人物が、社内の財務部・太田梨歩（飯沼愛）と判明した。

　第4話では、入社2年目の太田の正体が、実は超一流ハッカー「blue@walker」だと判明。だが、この誤送金事件は、太田が何者かの指示で動かされていたものだった。太田に指示を出していたのは、何と、乃木が「唯一信頼できる社内の人間」と話していた丸菱商事の同期・山本巧（迫田孝也）。山本は実は、テロ組織「テント」のモニターだったのだ。さらに初登場した松坂桃李が「別班」の一員・黒須駿役と判明し、黒須は乃木を「先輩」と呼んだことから、乃木が実は「別班」のメンバーだと判明。登場人物たちの“第2の顔”が続々と明かされた。

　乃木の過去を調べて「別班」ではないかと疑い始めた野崎はバルカ共和国へと再度向かった。指名手配については、爆発に巻き込まれていた警察官が意識を取り戻したことによって証言され、取り下げられており、空港に到着した野崎とドラムを出迎えたのは「爆発犯」として第1話から追っていた地元警察のチンギスだった。

　再会してすぐに野崎が「よろしくな」と和解の握手を差し出すも、チンギスは「上の命令じゃなきゃ断ってる。忙しいんだ、行くぞ」と手をつかまなかった。「詫びるつもりはない」と言うチンギスに野崎は「お前は自分の仕事をしただけだ。仲間を殺されたら俺だって同じことをしてる」と理解を示した。

　同じ考えを持っているからか、野崎は「二度と敵に回したくない」とし「だから、お前を指名したんだ」と明かした。チンギスが血眼になって乃木を捕まえようとしていた理由は、謎の組織「テント」を追っていたからだった。

　そして「日本警察とバルカ警察、手を組んで『テント』を追い詰めましょうよ?」とドラムの翻訳機で提案。これにチンギスは声を出して笑ったものの、野崎とドラムは真顔。真剣な表情から冗談ではないと理解したチンギスは右手を差し伸べた。その手を野崎が握りしめて「さあ、合同作戦だ」と手を組むことになった。

　この共闘シーンにネットでは「何だか胸熱」「胸熱な合同作戦！けど、味方とは限らないからな」「胸熱展開すぎ…」「チンギス味方にしたら安心感半端ないな」「野崎さんとチンギス組んだら最強だな」「ますます面白くなって来た～」「ドラムに続きチンギスの好感度爆上がり」「チンギスと野崎　同盟　最高すぎ」「野崎とドラムとチンギスのチームならなんでも解決できそう」といった声であふれた。