加藤浩次「時代が凄く変わった」「どんどん厳しくなって…」 「スッキリ」MC17年間で感じた思い

[ 2023年3月31日 10:58 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(53)がMCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)が31日、最後の放送を迎え、17年の歴史に幕を閉じた。加藤はこれまでの人生を振り返り、同番組への感謝を伝えた。

 日本テレビは昨年11月、平日朝の改編により17年続いた情報番組「スッキリ」を来年3月末をもって終了させると発表。4月からは新番組「DayDay.」(月~金曜前9・00)がスタートする。

 番組のラストで、加藤は「東京出てきて34年。17年間『スッキリ』をやらせていただいて、『スッキリ』で過ごして、俺、めちゃくちゃ更正したなと思っています」と自虐的に語り「スッキリという番組が、スタッフのみなさんが、演者のみなさんが、視聴者のみなさんが、僕を本当にいい方向に導いてくれたんだなと本当に実感しています。感謝しかないです」と、番組に関わる全ての人への感謝を伝えた。

 続けて「17年という月日を振り返ってみたときに、時代が凄く変わっているなという印象が僕にはあって」と回顧。「『スッキリ』をテリーさんと始めたときには、寛大というか、もっと緩かったというか…それがどんどんどんどん厳しくなって。それがいいこともあると思うんですよね。凄くいいこともある反面、やっぱり息苦しいとか、生きづらいとか思ってしまう人もいるかもしれない」と、自身の思いを伝え「そういったものの、ちょっとした気が抜ける場所として頑張ろうと僕はやっていたんですけど、17年という月日で時代は変わっています。『スッキリ』の役割は、もう果たしたと思っています」と、晴れ晴れとした表情を見せた。

 「次の番組、テレビの新しい未来のために、スッキリはここで終わって、次に進む。僕も含めて、次に進みたいと思います」と前向きに語り、「そして最後に、17年やった自分に言いたいと思います。“17年間、できるの、当たり前じゃないからな!”」と自身を労うと、出演者全員から大きな拍手が寄せられ、17年の歴史に幕を閉じた。

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2023年3月31日のニュース