福原遥　「舞いあがれ！」最終回に感謝も「まだ私の中には舞がいるので不思議な気持ち」

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」のヒロイン・舞を演じた福原遥
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　女優の福原遥（24）は、ヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」（月～土前8・00、土曜は1週間振り返り）が最終回を迎えた31日、同局を通じてメッセージを寄せた。

　ものづくりの町として知られる東大阪市と、自然豊かな長崎・五島列島を舞台に、福原演じる舞がパイロットや飛行機づくりなど空を目指す中で味わう挫折と再生を描いた。福原は「まだ私の中には舞がいるので、最終回というのは不思議な気持ちがしています」と吐露。「物語を通して、舞と一緒に私も成長していくような感覚でした。心優しいのはもちろんですが、舞がいつもまわりのことを見てまわりのために行動するところがすてきで、彼女の生き方や考え方は私に大きな影響を与えてくれたと思います」とした。

　最終回の撮影では、五島の人々約300人がエキストラとして参加したといい、「なかには船で移動しなければならない場所から来てくださった方もいて、島の皆さんの温かさや愛情をすごく感じました」と感謝。また、「空に飛び立つシーンではいろいろなことを思い出しましたが、なかでも“お父ちゃんの工場で作った部品で空を飛ぶ”という夢を実現できたというところには私自身もグッとくるものがありました」と振り返った。

　同作は、つまずいた時や落ち込んだ時に「『一歩一歩自分なりに頑張ればいいよ』と背中を押してくれる作品」と評し、「皆様にも繰り返し楽しんでいただけるような作品になっていたら」と期待。視聴者の温かい言葉や応援に「励まされていました。ご覧になってくださる方々と一緒に歩んだ半年間だったと思います。本当にありがとうございました」と締めた。

　4月1日には最終週の振り返りを放送。同3日からは、神木隆之介が主演し、浜辺美波がヒロインを務める「らんまん」がスタートする。