フジ永島優美アナ 「めざまし8」涙と感謝の卒業あいさつ 「一つ一つの優しさのお陰で今日を迎えられた」

[ 2023年3月31日 10:18 ]

フジテレビの永島優美アナウンサー
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 フジテレビの永島優美アナウンサー(31)が3月31日、同局朝の情報番組「めざまし8」(月~金曜午前8時)を卒業した。番組エンディングでは2分30秒にわたり、卒業のあいさつ。涙ながらにあふれんばかりの「感謝」を口にした。

 同アナは、2014年に入社。同年9月から「めざましテレビ」の情報キャスターを務め、16年4月にはメインキャスターに就任。21年3月からは「めざまし8」の初代メインキャスターとなり、今年1月24日に局から同番組の「卒業」が発表された。入社以来、9年にわたり朝の情報番組を担当してきたが、初めて「朝」を離れることになる。

 思いがあふれ出た。番組エンディングでのあいさつでは、まずは「改めまして皆さん、おはようございます」と元気よく、笑顔であいさつ。しかし、その後が続かない。数秒の沈黙の後、涙を見せながら「こう、ご挨拶させていただくのも今日が最後となりました。およそ9年間、このおはようございますとともに、皆様の大切な朝の時間にお邪魔させて頂き本当にありがとうございました」とまずは視聴者への感謝を口にした。

 「目覚めのいい朝、ちょっと憂うつな朝、寒くてなかなか布団から出られない朝だったり、バタバタして、ちょっと急いで出掛けなきゃという朝。いろんな朝があると思います。そんな中、少しでも気持ちのいい朝を迎えて頂けるように試行錯誤しながら走ってきた9年間でした」と振り返る。「正直、9年間もフジテレビの朝の番組を担当させていただけるなんて、当初は本当に想像もしていなくて。それも全て、視聴者の皆様が温かく受け入れて下さって、時には笑ってくださって…。ごめんなさい、いっぱいいろんな“やらかし”もやってしまったんですが、それも本当に笑ってくださったおかげで、その一つ一つの優しさのお陰で、今日という日を迎えられたと心から感じております」と重ねて感謝を言葉に変えた。

 後任は小室瑛莉子アナウンサーが務めるが「皆さんに朝のごあいさつをさせていたくのは今日が節目となるんですけども、来週からは後輩の小室瑛莉子アナウンサー、後輩なんですが、笑顔がトレードマークの本当に明るい後輩です」と紹介。「小室アナがとびきり明るい“おはようございます”を皆さんに届けてくれると思います」と満面の笑顔で話した。

 自身については「今後も変わらず、自分らしく、何事も楽しみながら、日々の皆さんへの感謝の気持ちをお返しできるように、毎日精進してまいりたいと思います」と抱負を語った。「引き続きよろしくお願いします。本当にありがとうございました」と深々と頭を下げ、挨拶を締めくくった。

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2023年3月31日のニュース