「スッキリ」最終回 17年の歴史に幕 加藤浩次が最後のあいさつ「感謝しかない」

[ 2023年3月31日 10:15 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(53)がMCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)が31日、最後の放送を迎え、17年の歴史に幕を閉じた。加藤は番組の最後でこれまでの放送を振り返り、歴代スタッフら番組に関与したすべての人への感謝を伝えた。

 日本テレビは昨年11月、平日朝の改編により17年続いた情報番組「スッキリ」を来年3月末をもって終了させると発表。4月からは新番組「DayDay.」(月~金曜前9・00)がスタートする。

 歴代の番組スタッフが大集結したこの日の放送。番組のラストで、加藤は「19歳の時に、15万円だけを握りしめて上京しました。19歳で、今、53歳です。34年が経っているんです。『スッキリ』をやらせてもらったのが17年。半分。僕が北海道から15万円を握りしめて出てきて、半分は『スッキリ』。僕なんか、芸人時代は暴れん坊で、アイドルなんかをぶん投げたりしていたキャラクター。そんな人間をこんな場所に立たせて、僕自身も1年やそこらで終わると思っていました。でも、17年続いたというのは、本当にみなさんのおかげだと、改めて思っていて」と、自身の人生を振り返って自虐的にコメント。「東京出てきて34年で、17年間スッキリやって、半分を『スッキリ』で過ごして、俺めちゃくちゃ更正したなと思っています」といい、笑いを誘った。

 続けて「スッキリという番組が、スタッフのみなさんが、演者のみなさんが、視聴者のみなさんが、僕を本当にいい方向に導いてくれたんだなと本当に実感しています」として、番組に関わる全ての人に「感謝しかない」と感謝を伝えた。

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2023年3月31日のニュース