東京の桜　あと「1輪」で最速開花宣言ならず…気象予報士が解説「まあ…開花にしましょうか？はダメ」

東京・赤坂のTBS社屋
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　気象予報士のCBC沢朋宏アナウンサーが13日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）に生出演し、東京都の桜の開花宣言がこの日、見送られたことについて解説した。

　番組では東京・靖国神社の標本木前から中継。気象庁の職員が2人がかりで確認したものの、開花が確認されたのは4輪で、基準となる5～6輪以上にはわずかに届かなかった。100人ほど集まった報道陣は肩すかしを食らった格好になった。

　お笑いコンビ「オアシズ」大久保佳代子が「もう4輪だったらもう言っちゃっていいんじゃないかと思う。集まってるし」と話すと、沢アナは「ダメ」とバッサリ。「これをOKにしちゃうと、1950年代からのデータの積み合わせが意味がなくなっちゃうんですよ。年によって“まあ…開花にしましょうか？”ってやっちゃうと、ダメなんですよ」と説明した。

　大久保は「もっと本当にデータを集めるなら、こんなアナログなやり方はしない方がいいと思う。ちゃんとしたデータで見るなら」と笑って指摘した。しかし、沢アナは「逆に技術が進化したから、アナログじゃない、デジタルなやり方ってやってしまうと、昔とは観測方法が違うから、今年からの、今からのデータの取り始めになってしまう」と、記録にまつわる厳密な取り決めを解説した。