佐々木朗希が先発 3・11WBCチェコ戦 地元・岩手地区62・6%!大谷翔平も故郷 4戦連続50%超

[ 2023年3月13日 13:45 ]

<日本・チェコ>3回、汗を飛ばして力投する佐々木朗(撮影・光山 貴大)
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 今月11日にテレビ朝日系で生中継された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド「日本×チェコ」戦の岩手地区の平均世帯視聴率が62・6%(後7・09~9・54)だったことが13日、分かった。12年前の「3・11」に東日本大震災で父と祖父母を亡くした岩手出身の佐々木朗希投手(21=ロッテ)が先発し、世界デビューを果たした一戦。地元の大きな注目が集まり、驚異的な高視聴率がはじき出された。(視聴率はビデオリサーチ調べ)

 大谷翔平(エンゼルス)も岩手が故郷。岩手地区の視聴率は9日・中国戦が56・8%、10日の韓国戦が57・2%、11日のチェコ戦が62・6%、12日のオーストラリア戦が57・5%。4試合(4夜)連続50%超えを記録した。4試合とも40%台だった関東地区を大きく上回る熱視線が注がれた。

 佐々木朗は3回2/3を2安打1失点(自責0)、毎回の8奪三振。最速は164キロ。WBCの日本選手としては最年少の勝利投手となり、被災地に思いを届けた。

 今大会1次ラウンド・日本戦の岩手地区の視聴率は以下の通り。

 3月 9日(木)中国戦(IBS岩手放送)
 43・6%(後6・00~8・09)個人30・8%
 56・8%(後8・09~11・00)個人40・2%

 3月10日(金)韓国戦(IBS岩手放送)
 35・3%(後6・00~7・37)個人22・6%
 57・2%(後7・37~11・20)個人39・7%

 3月11日(土)チェコ戦(岩手朝日テレビ)
 44・1%(後6・30~7・09)個人27・7%
 62・6%(後7・09~9・54)個人46・1%

 3月12日(日)オーストラリア戦(岩手朝日テレビ)
 43・2%(後6・34~7・08)個人29・5
 57・5%(後7・08~10・00)個人42・9%

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