堤真一 大ヒット作「やまとなでしこ」への出演は「嫌々だった」と告白も「やり出したら、凄く楽しかった」

[ 2023年3月13日 12:50 ]

堤真一
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 俳優の堤真一(58)が13日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)にVTR出演。最高世帯視聴率34・2%を記録した平成の大ヒットドラマ「やまとなでしこ」(フジテレビ、2000年)への出演は「嫌々だった」と明かした。

 ドラマ、映画、舞台にと幅広く活躍している堤は高校卒業後アクション俳優を目指し、アクションクラブ(JAC)に入団。その後、小劇場を中心に舞台役者として活躍したのちに、民放連続ドラマ「ピュア」(フジテレビ、1996年)出演をきっかけに、人気を獲得することになった。2000年放送の「やまとなでしこ」が大ヒットし、その後、さまざまな作品に出演して、人気俳優の仲間入りをした。

 「ピュア」の出演で思わぬ形で注目されてしまったため、本拠地としていた小劇場に中高生が殺到。公演中にインスタントカメラで撮影するなどマナー違反もあり、「テレビ出たらこんなことのために台無しにされた」「腹が立って、もう二度と連続ドラマなんかやるか!って思ってた」という堤。そんな中で「やまとなでしこ」に出演することになったいきさつは「事務所が変わったんですね。事務所入ったら『やまとなでしこ』入ってたんですよ。その事務所の女社長がいきなり“ポスター撮り”“連ドラや連ドラ、松嶋菜々子ちゃん”って言われ…。“えっ、何それ?”って言ったら“あんたはな、ギリギリや!ギリギリやから、やらなあかん!”って言われて」とやり取りを回想。「ギリギリって、年齢的なことですけど、33、34歳で。無理やり、嫌々やったんです。また舞台とかで中高生が来て、そうなっちゃうっていうのも嫌々だったし、最初は本当に嫌でしたね、ポスター撮りの時なんか、すねまくってましたからね、勝手に」と笑った。

 演じたヒロインの相手役・欧介という役どころについては「設定が数学者だったんですよね。でも、実家は魚屋っていうギャップが楽しかったですね。やり出したら、凄く楽しかったです」と回顧。やってみれば「自分が勝手にドラマって、そういうものって安易なものじゃねぇかなって思っていたんですけど、まあ、スタッフはよく働くし、美術さん、カメラマンさん、照明さんにしてもやっぱり素晴らしい」と称賛した。

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2023年3月13日のニュース