さんま　吉田拓郎最後のテレビ出演で大暴れの舞台裏　止めに入った木村拓哉に「なんちゅうやつやと」

明石家さんま
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　お笑いタレントの明石家さんま（67）と俳優の木村拓哉（50）が1日放送のフジテレビ「さんタク」（後3・00）に出演。歌手・吉田拓郎（76）の最後のテレビ出演となった、今年7月の同局「LOVE　LOVE　あいしてる　最終回・吉田拓郎卒業SP」にゲスト出演した際の裏話を披露した。

　「卒業SP」では、拓郎の大ファンでもあるさんまがスタジオにイスを持参して「お疲れさまでした」とサプライズ登場。花束を手渡した。拓郎への熱い思いをしゃべり倒した後、拓郎から「もう今50分押しているのこの番組」とマシンガントークを“注意”され絶句。旧知の仲でもある木村に抱えられて退場し、「まだしゃべるから！」と食らいついて、番組を大いに盛り上げた。

　当時を振り返り、さんまは「俺の後に木村が収録でな」と苦笑。木村は「楽屋でスタンバイしてたんですけど、予定より1時間くらい押してて。うわあ、これスケジュール大変だなって思って。モニター見てたら聞いたことある声が聞こえて…相変わらず面白いなあって見てたけど、あまりにも時間が長くて。それでちょっと止めてくるわって言って、ほんとに3階から1階のスタジオまで降りていったんです」と回想。

　さらに「（スタジオの）入り口入っていったら、その時のスタッフさんの僕の迎え入れ方が『待ってました！』みたいな感じで…みんなも同じこと考えてたのかなと」と語って笑いを誘い、「それでステージ横まで行ってマスクしたまま、長いです！巻きで！って（ジェスチャーでやってたら）最初スタッフと勘違いしたらしくて。すげえ厳しい目で…」と、さんまににらまれたという。

　さんまは「ホンマ生意気なディレクターやと思ってなあ！近くで巻きとかバツとかやるから、なんちゅうやつやと。俺、音楽班知らんからな」と言い訳。

　木村は「俺がマスクずらして“長い”って言ったら、カーって笑ってましたね。お前が来たらもっと長うなるわって感じで。だったら俺は動かねえって椅子を置いて座った瞬間に、もうこれはさんまさんからのキューだなと思って。そのまま抱えて強制連行しました」と顛末を語った。特に反省もなく「あれは面白かったって評判良かったわ」と満足そうなさんまに再びスタジオから爆笑が起きていた。