橋下徹氏 2歳児の車内置き去り死で私見「電話1本で命が救えたのであれば、登園での確認というところで」

[ 2022年11月14日 15:35 ]

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が14日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。大阪府岸和田市の市立保育所駐車場の乗用車内で、保育所に通う女児(2)が死亡しているのが見つかったことに言及した。

 岸和田署によると、父親は次女の女児を保育所に預けたと思い込んでいたが、車に乗せたままになっていたと説明。女児は後部座席のチャイルドシートに置き去りにされていた。父親は12日午前8時ごろ、3人の子どもを車に乗せ自宅を出発。長女と三女を市内の認定こども園に預けた。その後、次女の女児を車に乗せたままなのに気付かず自宅に戻り、車の窓を閉めたまま鍵をかけたという。午後5時過ぎ、保育所に迎えに行ったが、保育所側から「来ていない」と言われ、車内を確認して女児を発見した。大阪管区気象台によると、現場に近い堺市の12日の最高気温は24・1度だった。

 こども園からの「来てない」という連絡があれば、とする意見に、橋下は、「電話1本と命でしょ。これはもちろん誰に責任があるということではないとは思うんですけれども、今はね。法的にはお父さんの過失っていうところが問われるとは思うんですが」としたうえで、「ただこの事例だけでなく通園バスでも、通園途中での事故でも、家庭内での虐待とか、そういうこと全部を防ぐためにも登園を確認して必ず連絡をする、連絡が取れなかったら児童相談所ないし役所に連絡するというのを全般的にルール化しようとなっている」と指摘。そして、「これ土曜日でいつもの事務職員がいなかったと言うんだけれども、それが分かっていたんだったら、その時の対応策を考えられたはずなんですけれどもね。全部が保育所の責任ではないですけど、電話1本で命が救えたのであれば、もうちょっと保育所ないし幼稚園、登園での確認というところで、これずっと繰り返し言われてきたことなんでね」と自身の見解を述べた。

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2022年11月14日のニュース