橋下徹氏 コロナ対策分科会に“注文”「全部の医療機関で…なんでこれやらないのかって僕は尾身さんに」

[ 2022年11月14日 11:21 ]

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が14日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。政府が11日、新型コロナウイルス感染症対策分科会を開き、流行「第8波」に備えた2段階の対応強化策を決定したことに言及した。

 新設された、都道府県が外出自粛を要請する「対策強化宣言」は、重症化リスクのある人が外来診療をすぐに受診できないような感染状況になった場合、各都道府県の判断で対策強化宣言が出され、混雑する場所への外出などを控えるように呼び掛ける。それでも医療がひっ迫しそうな場合は「医療非常事態宣言」も発令し、出勤の大幅抑制、帰省や旅行の自粛を求めることになる。新たな二つの宣言は、法的拘束力を持たない。分科会の尾身茂会長は「最大のポイントは医療の負荷、あるいはひっ迫度というものを中心に考えるということが総意です」と説明した。

 橋下氏は「重症化した人をしっかりサポートするためにも、僕らもかかった時には、ちょっと軽いんだったら少し我慢というか耐えるっていうね、その代わり医療機関側の方も三浦(瑠麗)さんが言ったように、本当に全部の医療機関で対応してもらって、重症化しそうな人こそ、今コロナで対応してくれている基幹病院とかがしっかりと対応する。これもう2年、3年同じこと言ってる。なんでこれやらないのかって僕は尾身さんにね、そこはもうちょっとメッセージをね。尾身さんだけに責任をかぶせるのはよくないから、これは政治とタッグを組まなきゃいけないんだけど、それは出してほしいけどねえ」と自身の考えを述べた。

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2022年11月14日のニュース