三浦瑠麗氏 日韓首脳会談で麻生氏に言及「安倍さん亡き後、日本の右派を抑えられる、納得させられる人は」

[ 2022年11月14日 09:06 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)が14日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相が13日、カンボジア・プノンペンで韓国の尹錫悦大統領と会談したことについて言及した。

 日韓首脳の正式会談は約3年ぶり。最大の懸案となっている元徴用工訴訟問題で、外交当局間の協議が加速している現状を踏まえ、早期解決を図る方針で一致した。韓国前政権時代に冷え込んだ両国関係の改善を見据え、首脳間でも意思疎通を継続すると確認。弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対しては、米国を交えた3カ国の安全保障協力と抑止力強化でも合意した。

 三浦氏は「統治エリートなんですね、保守派の。統治エリートの尹さんが大統領を務めている間に関係を改善するしかないんです」と指摘。そして「これは、国民のレベルでは、なかなかすっと理解できないことなんですけれども、それはまあ納得してもらうために、かなり日本政府としても麻生太郎さんをですね、あの悲劇、惨事が起こった直後に派遣したりすることで、麻生さんのように、安倍さん亡き後、日本の右派を抑えられる、納得させられる人は限られてますからね」と言い、「その仕掛けをちゃんと経て、今回の会談に至ったということなんですけど、やっぱり地域における重要な米国の同盟国、日本と韓国が話せないような状況に陥っていたこと自体が異常だったってことですね」と自身の見解を述べた。

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2022年11月14日のニュース