藤井3冠、10月開幕の竜王戦勝てば年内4冠 年度内6冠も

[ 2021年9月14日 05:30 ]

第6期叡王戦5番勝負最終第5局   藤井聡太―豊島将之 ( 2021年9月13日    東京・将棋会館 )

<叡王戦 豊島・藤井>報道陣の質問に答える藤井聡太(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 藤井はこの日の勝利で将棋界全8タイトル中3つを手中にした。残る5冠のうち、「至近距離」にあるのが来月開幕の第34期竜王戦。豊島竜王への挑戦権をすでに獲得しており、7番勝負は12月中旬まで。勝てば年内で4冠到達となる。

 その次の可能性は第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)。7棋士の総当たり戦の挑戦者決定リーグ進出が決定済み。27日の糸谷哲郎八段(32)戦が初戦となる。渡辺明王将(37)=棋王、名人含め3冠=への挑戦権を獲得すれば、7番勝負は例年1~3月。続けて第47期棋王戦で、現在16強入り。勝者が例年2、3月の5番勝負で渡辺棋王と対戦。全て獲得すると年度内6冠の可能性がある。

続きを表示

この記事のフォト

2021年9月14日のニュース