豊島竜王 1冠に後退「苦しい将棋多かった」 10月竜王戦で再び藤井と対戦

[ 2021年9月14日 05:30 ]

第6期叡王戦5番勝負最終第5局   藤井聡太―豊島将之 ( 2021年9月13日    東京・将棋会館 )

2手目を指す豊島将之叡王(日本将棋連盟提供)
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 2冠から竜王の1冠に後退した豊島は、努めて平静を装っていた。「今シリーズは苦しい将棋が多かった」。初対決以来6連勝と圧倒していた相手に、王位戦で1勝4敗と叩きのめされ、さらに叡王も失冠。心中穏やかではなかっただろう。

 「序盤、中盤、終盤、隙がない」のキャッチフレーズ通り、中盤までは隙がなかった。金銀の守備駒から自王がぽつんと離れたままの薄い囲いにもかかわらず、若き挑戦者に一歩も引かなかった。だが最後は無理な陣形がたたった。「銀が引かされる前に(別の)手順があったのでは」と悔いを示す。

 落ち込んでいる暇はない。藤井とは竜王戦で、再び防衛を期す。「それまでの期間で修正したい。約1カ月準備して頑張りたい」と気持ちを切り替えていた。

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