カンテレ社長 上沼恵美子の降板の裏側激白に「個人的な発言に対してコメントする立場にない」

[ 2021年7月21日 15:47 ]

関西テレビの社屋
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 関西テレビの羽牟正一社長(68)は21日、社長会見を行い、タレント・上沼恵美子(66)が昨夏、同局の長寿番組「快傑えみちゃんねる」の突然の打ち切りについて発言している問題に言及した。

 同番組は、1995年7月にスタートした上沼がMCを務めるトークバラエティー。上沼の歯に衣(きぬ)着せぬトークやゲストとの本音のやりとりが人気だったが、番組改編ではない昨年7月に突然終了した。

 当初は、円満終了を強調していた上沼が、今年7月6日の映画舞台あいさつでゲスト登壇した際に「局が失礼な対応で、腹立って9月までやったれへんかった」などと発言したのを皮切りに、自身のラジオや雑誌インタビューで、一連の降板騒動について怒り、失望感などを激白。文芸春秋8月号では、番組プロデューサーから「とても失礼なメールを最後に頂いた」と告白している。カンテレとして、上沼の同局番組への出演については「現場からは聞いていない。今のところはない」と否定した。

 これについて問われた羽牟社長は、「25年間にわたって放送された番組。たいへん感謝しているという気持ちは変わりません。発言が報道されていることは承知していますが、タレントさんの個人的な発言に対してコメントする立場にはありません。それ以上はありません」と語った。

 一方、本紙が6月25日付で報じた火曜9時ドラマの月曜10時枠への移動について説明。「月9、月10とドラマの月曜に。月曜10時の『所ジャパン』を火曜9時枠に移し、『やすとも・友近のキメツケ!』(8・00)、『華大さんと千鳥くん』(10・00)と合わせてバラエティーの火曜にする」とした。

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2021年7月21日のニュース