BPO 日テレ「スッキリ」アイヌ民族差別表現は「放送倫理違反」 日テレ「真摯に受け止める」

[ 2021年7月21日 18:34 ]

日本テレビ社屋
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 放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会は21日、アイヌ民族に対する差別表現が放送された日本テレビの情報番組「スッキリ」(月~金曜前8・00)に関して、「放送倫理違反があった」との意見を発表した。

 問題となったのは今年3月12日の同番組で放送された、動画配信サービス「Hulu(フールー)」の番組を紹介するコーナー。ドキュメンタリー「Future is MINE―アイヌ、私の声―」を紹介後、お笑い芸人の脳みそ夫(41)が披露した謎かけに批判の声が上がり、同局も謝罪していた。

 同委員会は「本件放送はアイヌ民族に対する明らかな差別表現を含んだもので、オンエアに至った背景には、収録動画の最終チェック体制が極めて甘く、アイヌ民族やその差別問題に関する基本的知識がスタッフ間で決定的に不足していた点があった」と指摘。日本民間放送連盟「放送基準」の「(5)人種・性別・職業・境遇・信条などによって取り扱いを差別しない」「(10)人種・民族・国民に関することを取り扱う時は、その感情を尊重しなければならない」などに反しているとして、「放送倫理違反があった」と判断した。

 日本テレビはこれを受けて「本日のBPOの意見を真摯に受け止め、今後の番組制作にいかし、再発防止に努めてまいります」とのコメントを発表した。

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