舛添要一氏 コロナで棄権の選手続出で「五輪の意義を半減させ、メダルの価値も下げてしまう」

[ 2021年7月21日 22:29 ]

舛添要一氏

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が21日、自身のツイッターを更新。東京五輪に出場する選手が、新型コロナウイルス感染で棄権するケースが相次いでいることについて語った。

 舛添氏は「チリのテコンドー選手、イギリスの射撃女子クレー選手、いずれもコロナ感染で棄権。こういうケースが今後も出てくると思うが、それは五輪の意義を半減させ、メダルの価値も下げてしまうことになる」とコメント。「無理が通れば道理が引っ込む」と苦言を呈した。クレー射撃の女子スキートで英国代表だったアンバー・ヒル選手は世界ランキングが1位で金メダル候補とみられていた。

 この日の東京都のコロナ感染者は1832人。舛添氏は「このスピードで感染が拡大すると、明日は2000人を超えるのではないか。しかも、連日の猛暑だ。デルタ株感染拡大下の酷い状況での五輪開会である。緊急事態宣言の効果もなく、綱渡りの五輪だ」とも語り、警鐘を鳴らした。
 

続きを表示

2021年7月21日のニュース