金子恵美氏 夫不倫騒動で“なんでもかんでも許すのか”声に「そうではないことを主張させて」

[ 2020年12月31日 12:00 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(42)が、30日深夜放送のテレビ東京「ダレハツのゾウモツ~あくまで個人の意見です!~」(深夜1・05)にリモート出演。不倫が報じられた夫で元衆院議員、宮崎謙介氏(39)と離婚しないことを決断した理由について打ち明けた。

 宮崎氏は2016年に不倫が発覚。問題を受けて宮崎氏は議員を辞職したが、離婚には至らず関係を修復し、今年10月には金子氏が著書「許すチカラ」を発売。不倫をなぜ許すことができたのか、どのように夫婦としてやり直したのかなどをつづっていた。その後、11月27日に再び不倫を報じられた宮崎氏は謝罪。金子氏は「離婚は考えていないです」と明言していた。

 今回の騒動を金子氏は「事前に経緯を聞いていましたし、相談に乗っている女性の存在も知っていました。そもそも不倫というよりは疑惑であることも含めて、今回も私は許しました」と、離婚しなかった理由を説明。

 一方で、騒動直前に「許すチカラ」を出版していたことから「“金子恵美はなんでもかんでも許すのか”というふうに誤解されているようなので、そうではないことを主張させていただきたいと思います」と語った。

 続けて「私は政治家時代に毎日、決断を迫られることがありました。そのこともあって、私の中で判断基準が明確にあって生活をしています」とし、「夫に対しても越えてはならないというラインが明確にあります。例えば傷害事件であるとか薬物の使用など刑法に触れることとかDVや暴力などは絶対に許さない」とキッパリ。

 不貞行為に関しては「私が許すことのできる許容範囲であればこれを民事上の問題にするつもりはないわけであります」と話したうえで、「だからといって、全ての不貞行為を肯定しているわけではありません。ケースバイケースで、私が“許す”って言っていること(考え方)を押し付けるつもりはありません」と

 離婚という選択も「尊重したいと思います」とし、「私が不貞行為全体を許す、容認する人であり、それが女性蔑視、そして軽視につながることへの批判がありますが、それはあたらないということを訴えたいと思います」と呼びかけた。

 また、著書の出版によって「意地になって離婚しない」「印象が悪くなるから離婚しない」といった声も寄せられるという金子氏。「そいうことで婚姻関係を維持しているわけじゃありませんし、ごく自然に夫と向き合っていて夫の個性というか人間性を分かってるからこその決断」と語った。

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2020年12月31日のニュース