プロ野球“将棋王”優勝予想は「棋力未知数」の右腕?解説陣満場一致の結果に 20日生配信

[ 2020年12月16日 18:00 ]

プロ野球最強将棋王は誰だ?!「球王」のタイトルを掛けて4選手が盤上で熱戦を繰り広げる
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 プロ野球選手で最強の「将棋王」を決める「プロ野球最強将棋王決定戦」(スポーツニッポン新聞社、株式会社ドワンゴ主催)は、20日16時30分からライブ配信サービスのニコニコ生放送で生配信する。日本プロ野球選手会の協力のもと、球界屈指の将棋好きを名乗る巨人・丸佳浩外野手(31)、中日・平田良介外野手(32)、ロッテ・安田尚憲内野手(21)、阪神・斎藤友貴哉投手(25)の4選手がエントリー。トーナメント方式で“球王”のタイトルを争う。

 将棋解説を務めるのは、熱狂的ヤクルトファンの渡辺明王将(名人、棋王との3冠)に、久保利明九段&室谷由紀女流三段の阪神ファンコンビと、超豪華棋士が集結する。“球王”決定戦を前に、解説陣に優勝予想を聞いた。

 まずは、エントリーした4選手の棋力を発表。巨人・丸「将棋アプリでは3級」、中日・平田「(同)1級」、ロッテ・安田「(同)2級」、阪神・斎藤「未知数」との回答があった。その中で渡辺王将が推したのは阪神・斉藤。「情報が少ないので全くわからないんですが(笑い)」と前置きしたが、優勝予想は「将棋駒の産地である山形出身で、幼少期から(将棋を)指していたという斉藤選手にします」とした。久保九段の予想も同じく阪神・斎藤。「阪神ファンなので(笑い)」と、渡辺王将とは違った角度から右腕を挙げた。さらに、室谷女流三段も「斎藤選手!」と満場一致の結果に。「(斉藤投手は)山形出身ですし、阪神ファンとして期待も込めて!」とし、全棋士からの期待を一身に背負う結果となった。

 選手からの回答はエントリー時(11月下旬)だっただけに、「プロ野球最強将棋王決定戦」か開催される20日までに、どこまで棋力を伸ばして来るかも注目ポイント。果たして棋士の読み通り阪神・斎藤が“球王”に輝くのか?それとも波乱は起こるのか――!?

 プロ野球選手が盤上で繰り広げる熱き戦いの模様は、ライブ配信サービスのニコニコ生放送にて、「プロ野球×将棋特番」と題して、20日16時30分より生配信する。

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2020年12月16日のニュース