古市憲寿氏 新規国債112兆円に「コロナが収まって10年、20年かけて税金が高くなっていく」

[ 2020年12月16日 09:04 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が16日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。政府が15日に2020年度第3次補正予算案を閣議決定したことについて言及した。

 観光支援事業「Go To トラベル」延長など、新型コロナウイルス感染拡大を受けた追加経済対策の経費として19兆1761億円を盛り込み、補正後の20年度の一般会計総額は175兆6878億円に膨らむ。経済の停滞で税収も落ち込んでおり、20年度の新規国債発行額は計112兆5539億円に膨らみ、予算を借金で賄う割合を示す公債依存度は64・1%まで上昇する。

 古市氏は「政府は生産活動ができないから結局、税金から取るしかない。復興税みたいな形でコロナが収まって10年、20年かけて税金が高くなっていくってことだと思う」と言い、国民一律10万円の給付などを挙げ「政府が財政とのバランスを考えて政策のかじ取りをしてもよかったのでは」と自らの見解を述べた。

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