「千と千尋」興収“上方修正”8億円増 記録更新目前「鬼滅」とは14億円差に

[ 2020年12月16日 05:30 ]

 映画「千と千尋の神隠し」の一場面(C)2001 Studio Ghibli・NDDTM
Photo By 共同

 東宝は15日、アニメ映画「千と千尋の神隠し」が持つ歴代最高興収308億円を上方修正し、316億8000万円になったと発表した。緊急事態宣言が解除された後の今年6月から「千と…」が「もののけ姫」などとともにリバイバル上映され興収8億8000万円を記録したため。13日までに興収302億円を突破した「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」とは約14億円差となったが、19年ぶりの記録更新は確実。同社は「このペースでいけば、今月下旬には記録を塗り替えることになる」としている。

 また、21年のラインアップでは「おおかみこどもの雨と雪」、「バケモノの子」などで知られる細田守監督(53)の3年ぶりの新作アニメ「竜とそばかすの姫」を来夏に公開することも発表した。

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