松阪ゆうき クリスマスディナーショーで自作バラード初披露「感謝を込めて書きました」

[ 2020年12月16日 19:13 ]

東京・錦糸町の東武ホテルでクリスマスディナーショーを行った松阪ゆうき
Photo By 提供写真

 演歌歌手の松阪ゆうき(39)が16日、東京・錦糸町の東武ホテルでクリスマスディナーショーを行った。

 音大で声楽を専攻した松阪は、演歌、民謡からオペラまでを歌いこなす本格派。クリスマスの賛美歌「O Holy night」でスタート。新曲「遙かな人よ」や、NHK連続テレビ小説「エール」で話題になった古関裕而さん作曲の「イヨマンテの夜」で美声を響かせ、細川たかしの「望郷じょんから」ではしっかりとこぶしを回して歌いきった。また、ボーカロイドの人気曲「千本桜」を歌うなど、その幅広さが際立つセットリストで楽しませた。

 コロナ禍ということもあり、「しゃべり声は小さく、拍手は大きくお願いします」とファンにお願い。ディナーショー名物の客席を練り歩きはフェイスシールドをつけて行い、歌唱はなし。握手はせずに、ファンと“腕タッチ”で交流した。

 中盤では、初めて作詞、作曲に挑戦したバラード「ありがとう…あなたに」を初披露。今年はデビュー5周年の節目だったが、10月に予定していた記念コンサートは中止。ファンに感謝の気持ちを伝える機会が作れなかったため、「お世話になった方や、ファンの方へ感謝の気持ちを込めて書きました」と明かし、「うまくいけば、カップリング曲にしてもらえるかもしれない。夢の印税生活が待っているかもしれない」とおどけて笑わせた。新型コロナウイルスの収束を願い、「来年また元気にお会いしましょう」とあいさつして締めた。

続きを表示

2020年12月16日のニュース