「ありがとう!石原軍団」コンピアルバム発売 ヒット曲ズラリ全38曲、忘れない鉄の結束

[ 2020年12月16日 05:30 ]

28日発売のアルバム「ありがとう!石原軍団」のジャケット
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 来年1月16日で芸能マネジメント業務を終了する石原プロモーションのコンピレーションアルバム「ありがとう!石原軍団」が、石原裕次郎さんと渡哲也さんの誕生日の今月28日に発売される。

 CDは2枚組で、1枚目には裕次郎さんの「ブランデーグラス」や「夜明けの街」、渡さんの「くちなしの花」、舘ひろし(70)の「泣かないで」などおなじみのヒット曲がズラリ。神田正輝(69)の「思い出のキーラルゴ」のほか、かつて所属した寺尾聰(73)の1981年の大ヒット曲「ルビーの指環」を06年に本人が再レコーディングした「Re―Cool ルビーの指環」、裕次郎さんのカバー曲で歌手デビューした金児憲史(42)の「夜霧よ今夜も有難う」など、まさに石原プロベストといった内容だ。

 2枚目には「西部警察」や「太陽にほえろ!」「大都会」のテーマ曲や挿入歌が収録され、石原プロのドラマの歴史を凝縮した全38曲の豪華盤(3000円、税抜き)だ。

 さらに特別限定盤(5500円)にはボーナストラックで放送中の裕次郎さんと渡さんの松竹梅のCM「幻の共演」編の音源も収録され、2人の「西部警察」時代の布ポスター(縦1メートル50×横60センチ)が封入される。昭和の一時代を築いた石原プロのメモリアルとなるアルバムで、ファンからはまさに「ありがとう!」の声が上がりそうだ。

 ジャケットも「西部警察」をイメージし、タイトルロゴを「石原軍団」にして中心に置き、上部には裕次郎さんと渡さんの30代の頃の雄姿。下部には「西部警察 Part―2」のメンバーが並び、名物だった爆破シーンを連想させる炎をあしらった粋なビジュアルとなっている。石原プロは58年の歴史に幕を下ろすが、固い結束を誇った石原軍団の楽曲の数々は歌い継がれていく。

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