【明日10月15日のエール】第89話 藤堂先生に悲劇 帰国した裕一、託された手紙を妻・昌子へ

[ 2020年10月14日 13:00 ]

連続テレビ小説「エール」第89話。音楽慰問したビルマ(現ミャンマー)から帰国し、音(二階堂ふみ)を抱き締める裕一(窪田正孝・奥)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(32)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は15日、第89話が放送される。

 音楽慰問から日本に帰国した裕一(窪田)は、その足で戦死した藤堂先生(森山直太朗)から託された手紙を妻・昌子(堀内敬子)に渡すため、藤堂家に向かう。心の整理がつかない裕一はしばらく1人でいたいと、音(二階堂ふみ)と華(根本真陽)たちを福島に残して東京に戻る。戦況が悪化すればするほど、国民の士気を高めるため裕一への依頼は増え続け、心を殺して曲を作曲を続けていた…。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶり。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909―1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂)の夫婦愛を描く。

 主題歌は福島県で結成され、「キセキ」「愛唄」などの数々のヒット曲で知られる“覆面”男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が初担当。「星影のエール」を書き下ろした。語りはアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「ゴールデンカムイ」などで知られる声優の津田健次郎(49)。朝ドラのナレーションは初挑戦となる。

 連続テレビ小説は月~土曜の週6日放送してきたが、制作に時間のかかる4K撮影や働き方改革のため、「エール」から土曜の放送をなくし、週5日に短縮された。

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