羽生九段は豚焼肉丼、佐藤九段はうな重 ともに勝負メシはスタミナ満点

[ 2020年10月14日 13:44 ]

【第70期王将戦 挑戦者決定リーグ 】羽生善治九段が14日の昼食に注文した紫金飯店のスタミナ焼肉丼(撮影・安田 健二)
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 将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負で渡辺明王将(36)の対戦者を決める挑戦者決定リーグは14日、東京都渋谷区の将棋会館で羽生善治九段(50)と佐藤天彦九段(32)が対局している。

 この日はともに将棋会館近くの飲食店からスタミナ満点のメニューで足並みがそろった。

 羽生九段は人気中華料理店「紫金飯店」の豚のスタミナ焼肉丼(税込1000円)を注文。タイトル獲得通算100期に王手をかけた竜王戦第1局が10日に行われ、豊島将之竜王(30)に苦杯を喫したばかり。中3日と間隔が詰まった中、疲労回復にいいとされるビタミンB1が豊富な豚肉やスタミナ野菜と言われるニラがたっぷり入ったボリューム満点のメニューで腹ごしらえ。

 対する佐藤九段も中2日での対局。リーグ2連敗と崖っぷちで後がない。リーグ戦初白星に向けた“勝負メシ”は老舗うなぎ店「ふじもと」で将棋連盟向けにしか提供していない特別メニュー「うな重セット」(税込2600円)だった。汁は「肝吸い」「赤だし」の2種類から「肝吸い」を選択。うなぎもビタミンB1を多く含む代表的な食材だ。

 スタミナ食材で英気を養い午後の対局へ臨んだ。

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