唐沢寿明 人生観変えた恩人と“再会”「彼のおかげで今の自分がある」

[ 2020年10月14日 20:40 ]

俳優の唐沢寿明
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 俳優の唐沢寿明(57)が14日放送のテレビ朝日系「あいつ今何してる?2時間SP」(後6・45)に出演し、人生観を変えてくれた恩人と30年ぶりに“再会”した。

 唐沢の考え方を変えた恩人は、東映アクション・クラブに所属していた1つ年上で劇団では1期下の渡辺明浩さん(57)。唐沢は当時「とがっていた」と言うが、ある時、渡辺さんの口癖「すみません、すみません」を丸1日限定でマネをした。すると「いいことだらけだった」と衝撃を受ける。言葉ひとつで相手の態度や言葉が変わることが、当時の唐沢の中にはなく「自分が変わることで周りがこんなに変わる」と気づかせてくれた。「今、俳優をやっていてプラスになっている」と語り「彼のおかげで今の自分がある」と感謝した。

 唐沢は渡辺さんを「マンガちゃん」、渡辺さんは唐沢を「先生」と呼び合う仲の2人。そんな2人は劇団を退所後、もう1人の友人と3人で劇団「ATTACK」を立ち上げた。しかし、役者としての才能の限界を感じた渡辺さん。順調にスターの階段を登り、多忙の唐沢との距離を感じていた。連絡は疎遠になっていき、別れを告げずに事務所を去った。今はオフィス引っ越し業者の代表として働いている。会いたいなという気持ちはあったというが、会社が大きくなるまで「まだ会えないな」と、連絡を取らなかったことを明かした。そして、いずれは「会社のポスターになってほしい。それを頼むときに会いに行こうかなと思っている」と長年の夢があると伝えられた。

 VTRで見た渡辺さんの姿に唐沢は「変わってないっちゃ変わってない」と懐かしんだ。そしてポスターの件には「変な配達の格好させられる?」と笑いを誘った。

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2020年10月14日のニュース