京都国際映画祭 今年はオンラインで開催 中島貞夫監督「若い人の英知と実行力発揮を」

[ 2020年9月7日 15:10 ]

オンラインで開催される「京都国際映画祭」の実行委員会・名誉実行委員長を務める映画監督の中島貞夫氏
Photo By 提供写真

 京都国際映画祭実行委員会は7日、今年で7年目を迎える「京都国際映画祭2020」を10月15~18日まで、オンラインで開催することを発表した。

 第7回のキャッチフレーズは「映画もアートも黙らない。」に決定。新型コロナウイルス禍で新しい生活スタイルが求められる中、映画監督の中島貞夫・名誉実行委員長(86)は「今の状況に合わせた形態―オンラインの使用等―による映画祭として開催に漕ぎ着けられたことは何よりであった。未だ手探りの部分は多分にあろうかと思うが、そこは若い人たちの英知と実行力を存分に発揮して貰い、より楽しみのある映画祭に開催されればと念じている。災い転じて福となす。コロナ騒ぎの中から、ひょっとして新しい映画祭が生まれてくるかもしれない」と開催への決意をコメントで寄せた。

 オンライン映画祭は有料・無料など検討中で、映画はオンラインでの上映となり、イベントもオンラインでの発信となる。

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2020年9月7日のニュース