仲邑菫初段 2期連続で女流棋聖戦本戦進出「序盤からうまく打てた」

[ 2020年9月7日 19:49 ]

女流棋聖戦予選Aの対局で佃亜紀子五段に勝利した仲邑菫初段
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 囲碁の最年少プロ、仲邑菫初段(11)が7日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれた第24期ドコモ杯女流棋聖戦の予選Aで佃亜紀子五段(48)を破り、16人で争う本戦トーナメントに進出した。仲邑は2期連続の本戦入りとなった。

 来年1月、関西総本部から東京本院に移籍することを今月1日、発表してから初の対局。中学入学に合わせて生活拠点を関東へ移すのに合わせ、「強い棋士やライバルがたくさんいる東京で頑張りたいと思いました」と語った意気込みを示すような281手での白番6目半勝ち。

 「序盤からうまく打てたと思います。本戦でも勝てるように精いっぱい頑張ります」。佃は女流本因坊戦でタイトル挑戦経験がある実力者。両者は昨年11月にも対戦し、その時は佃が勝利した。

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2020年9月7日のニュース