新作放送再開 テレ朝「警視庁・捜査一課長」 第7話も安定の14・3%

[ 2020年6月19日 09:19 ]

俳優の内藤剛志
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 俳優の内藤剛志(64)が主演を務めるテレビ朝日の木曜ミステリー「警視庁・捜査一課長2020」(木曜後8・00)の第7話が18日に放送され、平均世帯視聴率は14・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。新作再開後初の放送でも安定の高視聴率を獲得した。個人は7・5%だった。

 世帯視聴率は初回から13・3%、第2話=13・8%、第3話=13・9%と右肩上がりで上昇。第4話で自己最高の14・5%を記録。その後も、第5話=14・2%、第6話=13・7%と推移していた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同作も撮影スケジュールを変更しており、新シリーズの放送は第6話でいったん休止に。その後、新撮したリモートドラマ「テレワーク捜査会議」と共に、過去のシリーズの傑作選を5月21日から4週にわたって「警視庁・捜査一課長 2020年特別バージョン」として放送。世帯視聴率はこちらも好調で、特別バーション1回目=13・1%。2回目=10・9%、3回目=11・2%、4回目=12・1%だった。

 6月からの撮影再開に伴い、第7話より「BG~身辺警護人~」(木曜後9・00)とのコラボを含む6分拡大の新作を放送。コラボでは菜々緒(31)演じる菅沼まゆ、間宮祥太朗(27)演じる沢口正太郎が「BG」の世界から“一課長ワールド”へと現れた。大岩一課長との出会いを描いた。

 400名以上の精鋭集団・捜査一課を束ねる大岩純一(内藤)らの活躍を描いた人気刑事ドラマ。12年7月に「土曜ワイド劇場」からスタートし、16年4月クールの木曜ミステリーで連続ドラマ化。17年、18年も同時期に続編化され、今回が4期目となる。19年は「科捜研の女」が異例の1年間放送となったため、単発ドラマで放送された。

 斉藤由貴(53)、床嶋佳子(55)、金田明夫(65)のほか、お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(42)が前シリーズに引き続いて出演。

 同作はシリーズ初の2クール放送も決定しており、7月クールも続投することになる。

 【世帯視聴率と個人視聴率】テレビメディアの価値をより正しく示すべく、ビデオリサーチが3月30日から個人視聴率を公表。世帯視聴率はテレビ所有世帯のうち、何世帯がテレビをつけていたかを示す割合(例=5世帯のうち2世帯がテレビをつけていれば世帯視聴率は40%)。個人視聴率はテレビ所有世帯内の人数のうち、何人がテレビをつけていたかを示す割合(例=5世帯にいる12人のうち3人がテレビをつけていれば個人視聴率は25%)。個人視聴率は世帯視聴率より数字が目減りするが、視聴人数の換算が可能になる。関東地区は調査世帯数を900世帯→2700世帯と拡大した。

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